次の手順で施療を行います
①施療申込書へのご記入
施療申込書をご一読いただき、
必要な個所にご記入ください。
②問診
ア、お困の症状について
イ、これまでの他院での治療の経緯
ウ、当院の施療でどのようになりた
いか等について丁寧にお伺いします。
③患部・症状の確認検査
何処が、どんな時に痛むのか、体の部
位をゆっくりと動かしながら確認しま
す。
④改善に向けた施療期間の目安
大まかな施療回数等をお伝えします。
なお施療コースは主訴2部位までの基
本施療(45分目安)と全身をしっかり
と施療する全身コース(70分目安)
がございます。
当院に於ける施療の特徴
当院では氣功・光線・徒手技術を適宜に組み合わせて施療しますが、それぞれの特徴について少し追加説明をします。
気功療法
当院に於ける氣功施療は着衣のままで行い、姿勢は椅子または施療ベッドで使用します。
実際の氣功施療時には受領者から手を浮かすか、もしくは軽く接触した状態で行います。
気功の人体への効果・影響等
これを受けると痛みは和らぎ、病状が改善する等、人体への好影響がある事は,知られていました。
しかしそれを証明する客観的なデータは無く、ともすると得体の知れないもの的な評価を受けていましたが、その状況に一石を投じた実験がかつて行われています。
1990年、気功の効果に関心を持っていた東京電機大学電子工学科教授の町好雄博士は東京大学大学院医学系研究科の山野井昇博士らと共同で、中国から有名な気功師を招き、気功の送信者と受信者の間で何が起きているかを学生を受診者とした実験で明らかにしています。
その実験結果を簡潔に述べると
・氣功エネルギーには遠赤外線・1Hz以下の低周波及び磁気等があること。
これらのエネルギーは血流が増大する事と大きな関連があり、氣を出すと手の温度が上昇し、遠赤外線が強くなります。
また血管内の圧力が増し振動を起こし、これが低い音を出す低周波となり、さらに、赤血球はマイナスの電荷を帯びており、血流が増す事によって磁界が生じ、磁気を発生すると考えられています。
それらの効果は。
・遠赤外線は皮膚を介して体を温め新陳代謝を活溌にし、また皮膚の下の毛細血管を刺激して血液の循環を良くする事。
・磁気は、これを当てると血液の循環が促進されたり細胞を活性化させる働きがある事。
・低周波は、人の耳に聞こえない1Hz以下の低周波(聞こえるのは20~20000Hz)は心身をリラックスさせる効果がある事。
・脳波も変化し、体が活動中に現れるβ波は安静時のα波へと変化をする事。
・更に脳の神経系に働き、ストレスの炎症やアレルギーを抑える副腎皮質ホルモンを分泌し、同時に、脳内麻薬物質とも言われ、モルヒネの6.5倍の鎮静作用がある βエンドルフィンというホルモンを放出する事が解っています。
正式には可視総合光線と呼ばれ、二本のカーボン(症状に応じて様々あり)に電極をつなぎ太陽光に近い(紫外線を除く)光を発光させます。
光線のうち78%を占める近赤外線※は温熱効果を有し、また22%の可視光線は体の深部に働きかけ、両者が相互に作用しあい体温を上げ血流を促し痛んだ細胞を改善していきます。
この光線療法には歴史があり、第二次世界大戦中の大陸では軍医が上層部の反対を押し切って、兵の治療のために持ち込んだという記録もあります。
また、今日でも、光線療法をやっている治療院を求めて、遠方からの問合せが時々ある等、安心で様々な症状に対応できる機器は今も人気です。
※近赤外線:オバマ元米国大統領が大統領として最後の一般教書演説の中で米国に於ける今世紀最大の発明の一つと絶賛したのが「光免疫療法」と呼ばれるガン治療法です。
ガン細胞だけを破壊し、同時に免疫力をも上げるという革新的なガン根治療法です。
そして一対の主役の片方とも言うべきものが近赤外線なのです。
当院もその近赤外線を含む光線を使用しています。
開発の場所は米国立がん研究センター。担当したのは日本人医師の小林久貴主任研究員。
その治療法とは:がん細胞に発現する分子(抗体)に結合する抗体「IR700」を投与し、24時間かけて細胞に薬を集め、近赤外線を5~6分照射するだけ。
2015年から米国で試験開始。結果が非常に良好だったことから、日本でも、2018年3月から国立がん研究センター東病院で頭頸部ガン患者に対して条件付きで試験運用が開始されました。
2020年には日本において楽天メディカル社が「アキャルックス点滴静注」を開発し、厚労省から薬事承認され、使用されています。
なお日本での正式名称は「がん光免疫療法(イルミノックス治療)」といいます。
徒手療法
最近の徒手技術を大いに進めたのは若手の先進の理学療法士を中心とした人々である。当院もそれらの技術の研鑽に日々努めているところである。