正確に言えば、自分の中に眠っていた「氣」の存在に気づかせてくださった、お二人との出会いです。
長年のスポーツ空手を経て、「意識・氣」といったものを取り入れた武術空手を稽古していたことも、無縁ではなかったのでしょう。
朗読会での出来事
当時、私は朗読の会にも所属していました。その年の発表会で、メンバーの中に、末期がんで余命いくばくもないという女性がいらっしゃいました。ご本人とご家族のたっての願いで参加されたそうでした。
出番を待っていると、朗読演出家の先生がその女性に、「貴女、こちらの日高さんに手を握ってもらいなさい。この人は不思議な力を持っているから、元気が出ますよ」とおっしゃったのです。
私は何のことか分かりませんでしたが、その方が少しでも落ち着かれるならと思い、しばらく両手を温めました。私自身には何が起きたのか分かりません。ただ、しばらくして、その方の表情が少し和らぎ、笑顔を見せてくださったことが今でも印象に残っています。
もう一人の先生からの言葉
同じ時期に、もう一人の方からも不思議なことを言われました。
その方は空手・居合・合気道など、武術の世界では知る人ぞ知る存在で、「氣」を生かした武術の達人として知られていました。その先生の講演・体験会に参加し、その後に開かれた歓迎会の席で、初対面の私にこうおっしゃったのです。
「アンタは他の連中とは違う……全然違う……」
当時は意味が分かりませんでしたが、後になって振り返ると、自分の中にある何かを見抜かれていたのかもしれません。
氣功の道へ
私が氣功を強く意識するようになったのは、このお二人との出会いが重なった頃からでした。その後、ご縁をいただき、関東で長年氣功を指導されている先生に師事し、氣功を磨いて今日に至っています。
そして今でも、天気のよい夜には静かに空を見上げ、自分自身と向き合う時間を大切にしています。
若い頃には、自分が将来氣功とつながるなどとは考えもしませんでした。あなたご自身も、これからまだ知り得ない、眠っている何かに出会うかもしれません。少しワクワクしませんか。
今の施療につながっているもの
氣功プラス宮では、このような私自身の経験を土台に、氣功と徒手技術(整体)、必要に応じて総合光線を組み合わせながら、お一人おひとりのお身体と向き合っています。
痛みや不調だけでなく、「何となく元気が出ない」「原因がはっきりしない不調」で悩まれている方も、まずはお気軽にご相談ください。
氣という概念は、現在の科学ですべてが十分に解明されているわけではありません。当院では氣功を補完的な健康法として位置づけ、医療機関での診断や治療を妨げないことを大切にしています。

