健康づくり

断食道場で気付いた、
食べ過ぎという習慣

別府の断食道場で、準備食を取りながら過ごした4泊5日。体の変化と、食べる量や習慣を見直すきっかけになった経験を綴ります。

私は若い頃、山登りや空手に熱中するスポーツマンでした。健康上、特に困ることもありませんでした。

しかし中年以降、特に退職後は、体重や血圧が気になるようになりました。「何とかしなければ」と思いながらも、なかなか思うようにはいきませんでした。

そんなときに思い立ったのが、断食療法です。

インターネットで調べ、別府にある西式健康法の断食道場へ行くことにしました。

体形の変化を表したイメージ図
体形の変化を表したイメージ図です。

本格的な断食ではなく、準備食の5日間

滞在期間は、自分で4泊5日と決めました。

ただし、道場では5日間の準備食期間を経てから、本格的な断食に入るとのこと。つまり、私の場合は準備食の段階だけで終えたことになります。

食事を全く取らなかったわけではありませんが、普段とは大きく違う生活でした。

道場での食事と日課

食事は1日2回。午前10時40分と午後4時40分でした。

1回目は、葉物野菜や根菜類をすり潰したものを、どんぶり1杯。見た目から想像するほど青臭くはありませんでした。

夕方は、水分の多い、どろどろのオートミールをどんぶり1杯。真ん中に、ほんの少し塩が添えられていました。

食事場所には柿茶がたっぷり用意されていました。また、水や水酸化マグネシウムを飲むようにも指導されました。ここで紹介しているのは、あくまで当時、私が受けた指導の記録です。

朝は7時30分から、館内放送に合わせた日課が始まります。

窓を開け、下着1枚で外気に肌をさらした後、毛布をかぶって温まる。これを繰り返すものでした。

そのほか、機械を使った金魚運動や足裏への刺激、腰や首を動かす運動などもありました。水風呂と温かい浴槽に交互に入る温冷浴も、日課の一つです。

道場の先生との面談と血圧測定を終えると、その後は自由時間でした。

私が記録した変化、感じた変化

4泊5日の滞在で、次のような変化がありました。

  • 体重は90㎏から3.6㎏減少
  • 腹囲は2㎝減少
  • 血圧は140/80から119/59へ変化
  • 妻によると加齢臭がなくなったそうです
  • 昼間に眠くなることが減り、仮眠を取らなくなった
  • 首回りが細くなり、ワイシャツが楽に着られるようになった

加齢臭がなくなったのは、私にとって嬉しい副産物でした。

これらは、そのときの私個人の記録と実感です。食事だけでなく、生活環境や活動なども変わっているため、すべてを断食の効果と断定することはできません。

意外にも、強い空腹感はありませんでした

滞在中、不思議なことに、強い空腹感はほとんどありませんでした。

街に出ても、買い食いをしたいという気持ちも湧きません。それよりも、自由時間にはよく別府の市内を散策していました。

食べる量を大きく減らした生活でも、自分が思っていたほど食べ物に気持ちを引っ張られなかったことは、意外な発見でした。

自分の食べ方を見直すきっかけに

この体験を通して、私は「それまで、必要以上に食べていたのではないか」と、つくづく感じました。

食べる量や習慣を見直すことが、自分の健康を考えるうえで大切なのだと実感したのです。

今でも、体重のコントロールが難しくなったときは、当時を思い出し、食事の量や内容を見直すことがあります。

ただし、私が経験した方法が、誰にでも合うとは限りません。断食や大幅な食事制限を考えている方、特に持病や服用中の薬がある方は、事前に医師へご相談ください。薬の量を変えたり、やめたりすることも、自己判断では行わないでください。

断食までしなくても、食べ過ぎない、腹八分を守る……。

それができる人はいいんですよ。

何せ今や、世の中は美味しい食べ物に溢れていますからね。

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